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色彩が紡ぐアートとカルチャー

PIGMENT

まるでミュージアムのような伝統画材ラボ

色が持つ効果は偉大だ。カラーセラピーというメンタルケアがあるように、
鮮やかな色彩は、時に私たちの心を明るく豊かにしてくれる。
東京都品川区、「天王洲アイル」駅からほど近くにある「PIGMENT TOKYO」では、
4500色もの絵の具のもととなる豊富な種類の顔料が店内に並び、
訪れた人々を幻想的かつ華やかな世界へと誘ってくれる。
運営はアートやカルチャーの分野で数々の受賞歴を誇る寺田倉庫。
古今東西の希少かつ良質な画材を数多く取り扱う、まるでミュージアムのような画材ラボに潜入取材を敢行した。

PIGMENT店内
能條 雅由 さん

「寺田倉庫は、長年にわたって倉庫業を営んできた中で価値ある美術品の保管などの技術を高めて参りました。職人の高齢化や後継者不足という問題で伝統的な美術の技術を後世に残していくことが難しくなっている昨今、保管をビジネスとする寺田倉庫としても、こうした文化を後世に伝えていくことが使命だと考え、画材の提供と用法の普及を目的とした当店をオープンさせました。

  • 寺田倉庫 株式会社
  • スペースコンテンツグループ
    PIGMENTチーム
  • 能條 雅由 さん

絵の具や顔料を販売するだけでなく、「岩絵具で花をえがく」「水彩絵具づくり」といった様々なワークショップを毎週末に開催しています。特に夏休みの自由研究などのために絵の具づくりのワークショップに親子連れでいらっしゃる方は多いですね。世界に一つだけのオリジナルの絵の具が作れるというのは、なかなか他では体験できないことでしょう。日本画を描くワークショップでは、こちらで下図をご用意して、道具や材料の使い方を学びながらプロセスに沿って描くことができますので、これから日本画を始めてみたいという方にオススメです。最近では、オンラインによるワークショップも始めるなど、実店舗への来店が難しい方にも幅広い体験をご提供できるよう工夫をしております。
絵の具のもととなる顔料は、天然由来のものがあれば化学合成のものもあり、色についてもそれぞれ歴史的な背景などがございます。例えばブランドカラーに哲学を込めている企業であれば、こうした背景を知ることも大切でしょう。そこで、材料や色にまつわる背景・エピソードを学んでいただくワークショップなども企業様からの依頼に応じて開催しております」(能條さん)

4500の色彩によって生み出される
幻想的な美空間

取り扱っている色数は、およそ4500色。店内では色彩豊かな絵の具のもととなる顔料が区分ごとにディスプレイされ、とても華やかな空間を演出している。顔料の原材料には、天然のものもあれば、人工的なものも。鉱石を粉砕したものが日本画で用いられる岩絵具になるが、粒子が荒いほど色濃く、細かくなるほど薄くなるなど、その粗さによって濃淡が異なる。
また天然の鉱物の場合、産地によってもグレードが異なり、取り出す顔料の色味も変わってしまう。仮に、含まれる不純物が増えると色味は渋くなる。こうした複雑な色味が生まれることが天然石の魅力の一つにもなっている。
天然由来による伝統的な顔料・材料を取り扱いながら、一方で新たな技術によって生み出された顔料・材料も幅広い。例えばアルミやガラス、マイカなどが基材となっている、メタリックな質感を持ったエフェクト顔料も多数取り扱っている。
こうした顔料のラインナップは、絵画を目的とした客層以外にもニーズがあるという。「弊社としては絵画材料の専門店という位置付けですが、ネイルやキャンドル、陶器の絵付けといった様々な用途を目的としたお客様も多く利用いただいています。絵の具になる前の状態だからこその利用価値の幅広さと言えるでしょう」(能條さん)。

PIGMENT店内
PIGMENT店内
PIGMENT店内
PIGMENT店内
PIGMENT店内

画材のラインナップとしては、筆や紙、顔料を絵の具にするバインダー(展色剤)なども豊富に揃える。店内には、絵筆だけでも600種類近くが所狭しと並ぶ。サイズのバリエーションはもちろん、毛のもととなっている動物の種類によっても描き心地が異なるため、その組み合わせは豊富だ。中には特殊な動物でしか表現できない筆跡を残す珍しい筆も。「昔の筆屋さんなどで取り扱っていた品を譲ってもらい、店頭でご紹介させていただいておりますが、コレクション目的で購入される方もいらっしゃいます。公開すると一瞬で売れてしまうものもありますね」(能條さん)。動物から原毛を入手するのが難しくなりつつある中、ナイロンを使った筆もある。絵の具の性質や質感の違いにも大きな影響をもつバインダー(展色剤)も用途に合わせて幅広く取り揃えている。油絵の具にする場合も、アクリル絵の具にする場合も、どういったバインダー(展色剤)をどれぐらいの量で練り合わせるかによって仕上がりの色味に少なからず影響を及ぼす。また、PIGMENT TOKYOではバインダー(展色剤)のほかにも動物の骨や皮を煮出した膠(にかわ)の取り扱いも行っている。

能條 雅由 さん
アーティストにインスピレーションを与える
画材の数々
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 Courtesy of YUKIKO MIZUTANI

Masayoshi NOJO ≪Mirage #57≫ Courtesy of YUKIKO MIZUTANI
本作品は店舗に展示されておりません。

PIGMENT TOKYOの店内で接客対応するのは、現役のアーティストばかり。豊富な知識量を備えているため、専門的な相談にも応じることができる。こうしたアーティストとしての顔も持つスタッフが自ら描いた作品も店内に数多く展示されており、店内を回遊しながらじっくりと眺めることができるのも、芸術と触れ合う醍醐味となっている。

伝統と革新、双方の魅力を発信

最先端技術の応用は、顔料だけに留まらない。日本製鉄が開発した意匠性チタン「TranTixxii®(トランティクシー)」を 用いた絵画用基底材「カラーチタンパネル」もその一つ。従来のキャンバスや和紙の代わりとして、表面に絵を描くことができる。完成後はチタンがもつ耐腐食性を活かし、半永久的に作品の劣化を防いでくれる。また、表面の皮膜の厚みを変えることで色のバリエーションも豊富に揃う。「こうした最新技術による材料が、将来にとっての伝統の一つになるといい。そんな想いで伝統と革新の両輪展開をしています」(能條さん)。

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「色とマチエール*の表現」を追求するショップ・ラボ・ワー クショップを備えた絵画材料専門の複合クリエイティブ施設。 多種多様な画材とその用法、そこから生み出される「表情」 について探求し、得られた知識や技術の普及活動を行ってい る。また、専門知識に精通した現役アーティストであるス タッフが、国内外の企業や教育機関に対して企画提案やコラ ボレーションなど、アートを軸にしたビジネス展開のサポー トを行っている。* 素材材質によってつくり出される美術表現効果。

  • 営業時間:11:30 - 19:00 (定休日:月曜日・木曜日)
  • TEL:03-5781-9550
  • 住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F
  • アクセス:りんかい線「天王洲アイル」駅から徒歩3分/東京モノレール「天王洲アイル」駅から徒歩5分
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